セルフチェック

坐骨神経痛には様々な症状があり、人それぞれに症状が違うため、自分が坐骨神経痛なのか判断することが難しくなります。
早めに治療を行うことで、症状が重くなることを防ぐことができますので、気になる方は再度自分の症状をチェックしてみてはいかがでしょうか。

坐骨神経痛チェック項目

     
  • ・ほてりや冷えなどの感覚、むくみや突っ張る感じなどを脚に感じる。
  • ・特定の体勢、姿勢をとることで、腰、臀部、股関節周辺、太股(特に裏側)、膝、ふくらはぎ、足首、足の指などのどこかに、痛みやしびれが発生する。
  • ・脚(片脚のみ、または両脚)に力が入らなくなる。
  • ・腰や脚などに手で触れた際に、触れているという感覚が鈍く感じる。
  • ・原因不明(打撲、筋肉痛など以外)の痛みやしびれが断続的にあり、慢性化している。
  • ・横になり腰を軽く丸めるなどの楽な状態でも、痛みやしびれが治まらない。
  • ・歩いてしばらくすると、痛みやしびれが発生し、座ったりすることで痛みが治まり、またしばらくは歩けるようになる。
  • ・くしゃみや咳をすると、下肢や臀部、特に腰に痛みや違和感を感じる。
  • ・歩き始めると痛みやしびれが発生する。
  • ・寝ている最中に強い痛みが発生し起きてしまう。
  • ・排泄時の障害(違和感、頻尿、失禁、排泄時の感覚が無いなど)。

※上記は代表的な疾患であり、下位にいくほど症状が重い(または早期の治療が必要)とも言えます。他にも脚がもつれるなどの症状がありますので、普段と何か違うと感じた場合(違和感)には注意しましょう。

症状の感じ方は人それぞれ

「痛み」や「しびれ」など一言でいえますが、実際にはその度合や、感じ方などは様々であり、症状発覚の遅れや、診察時に上手く医師へ伝えられない場合があります。

症状を把握しておく

急激な痛みで安静にしていても痛みが引かないなどの場合以外は、安静にしていることで症状が緩和される場合が、坐骨神経痛の初期症状では良くあります。

一旦症状が治まってしまうと、何日後かに再度症状が現れたとしても、そのきっかけ、症状の発生箇所、症状(痛み、しびれなど)、また持続時間や、症状の治まる姿勢、体勢などを忘れてしまうことがあります。

「前にもこんなことがあったような……?」という感じでは、病院に行こうという気にはならずに、ダラダラと症状を繰り返してしまい、重度化してしまう可能性が高くなります。

日常生活を送れなくなることも……

たかが神経痛と思ってしまう人もいるかもしれませんが、坐骨神経痛は重度化することで、一切の身動きが取れなくなってしまう可能性もあります。

もちろん、仕事をしている人には、忙しくて病院に行く暇がなく、しばらく安静にすることで症状が治まるから我慢せざるを得ない、という人もいると思います。

しかし、治療をしなければ仕事を1日休むどころか、長期間の入院を余儀なくされる場合があるのです。

自分の感覚を信じる

普段と何か違うと感じたとしても、「気のせいか……」という一言で終わらせてしまうことは誰しも有ると思います。

しかし、それが何度も続く場合では、それは「気のせい」という一言では片付けられないと思います。

診断の難しい坐骨神経痛

様々な症状があり、レントゲンやMRIでもはっきりと、原因がつかめない場合もあることから、坐骨神経痛の疑いはあるが、はっきりと診断されない場合や、「骨や神経には特に問題無し」と診断されてしまう場合があります。

もちろん精神的なストレスなどでも、体には様々な症状が現れますが、信用できる医師とめぐり合うということは、とても大切なことです。

気になることは質問する

多くの患者を診断しなければいけない医師は、常に忙しい状態であることが多いと思います。

しかし、患者の不安を取り除くということも大切な診療行為と言えますので、不安に思っていることや、疑問に思うことなどは質問するようにしましょう。

病気を治したいという真剣な思いは、医師にも伝わります。医師との信頼関係は、その後の治療などにおいて必ず役にたつでしょう。

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